088163 ランダム
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気の向くままに。

気の向くままに。

監視室へ






手が少し動かせるようになり、食事も若干取れるようになった。

若い男性の看護士も居たが、食事食べさせてくれる時困った。

食事のメニューも分からないし見えない。

「何食べます?」

「何があるんです?」

「お粥と味噌汁と・・・葉っぱ!」

「はあ?葉っぱ?!」

といった感じ。

未だ飲み込んでいないに次々と口に持ってくるので

「未だ噛んでる…」

以外にこれはこれで面白かったが、笑うと痛くて警報機がなってしまう。

一体何日ここに居たのだろう…

頭から出ている?管が痛い…

先生が数人来て頭を何かしてる。

刑事ドラマみたいに頭に何か突きつけられ

「パスッ!」

「管取れましたよ」

痛みも無く逆に軽くなった感じでした。

「病室移りますよ」

「え…どこに?また痛い事するの?!」

病棟の看護婦さんが迎えに来ていた。

「やった!!」

集中治療室のベッドから病棟のベッドに抱えられて移動。

一般病棟だと思ったが監視室。

「あ・・・退院はまだまだだな~」

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